みなさまこんにちは!
今回は、クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険の利用付帯と自動付帯の違いについて解説していきます!
海外旅行傷害保険って?
まず海外旅行傷害保険について紹介します。
日本国内なら事故や病気などで病院で治療を受けた場合、社会保険や国民健康保険などの医療保険制度で、数割負担で医療を受けることが出来ます。
しかし、海外滞在中に事故や病気で病院で治療を受けると、日本国内の保険制度は適用されません。
海外旅行傷害保険に加入していない場合は、全額自己負担になります。
日本の医療費は諸外国と比較しても安い。
日本では皆保険制度が整っており、日本国民は皆、保険に加入できる制度があり、多くの方が3割自己負担で医療を受けることが出来ます。
虫垂炎(盲腸)の場合の治療費
国・都市 | 治療費 | 入院日数 |
アメリカ・ニューヨーク | 152〜440万円 | 1〜3日 |
イタリア・ローマ | 69〜73万円 | 3日 |
カナダ・バンクーバー | 66万円 | 3日 |
日本 | 30万円 | 約1週間 |
アメリカの場合は特に医療費が高額で、初診料だけでも150ドル以上掛かることが多いです。
日本医師会のHPから一部引用しています。
無保険渡航の場合は非常に危険。
もし、海外で急な発病などで病院へ行く場合、無保険ですと高額な治療費が実費で請求されます。
海外に行く場合は必ず、海外旅行傷害保険への加入などが必要ですね。
クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険
クレジットカードには、海外旅行傷害保険のサービスが付帯している場合が多く、自動付帯と利用付帯というものがあります。
利用付帯の海外旅行傷害保険
年会費無料のクレジットカードでも利用付帯の海外旅行傷害保険サービスがあります。
利用付帯とは
国内を出国する際の航空券、公共交通機関、タクシーなど移動費をクレジットカードで支払った場合、利用付帯が適用されます。
自宅から空港へ向かう途中のタクシー代の支払いでも対象になりますが、より確実なのは飛行機のチケット代をクレジットカードで支払うことでしょう。利用付帯のクレジットカードでICOCAにチャージし、そのICOCAで空港へ移動した場合は、カード会社によって対応が異なる場合も有るようです。
自宅から空港までの電車賃を現金で支払って、空港急行などの特急乗車券をクレジットカードで購入した場合もカード会社によって対応が異なるようですので、注意が必要です。
不安な場合は事前にカード会社へ確認することをオススメします。
つまり、国内から海外行きの航空券をクレジットカードで支払えば、安心して海外旅行傷害保険が適用されます。
自動付帯の海外旅行傷害保険
利用付帯とは違い、そのクレジットカードを持っているだけで海外旅行傷害保険が自動的に適用されます。
しかし、自動付帯のクレジットカードを自宅に置き忘れたまま、海外へ出国した場合は自動付帯の対象になりませんので、自動付帯のクレジットカードは必ず持って出国するようにしましょう。
利用付帯と自動付帯どっちが良いの?
一般的な特徴から説明します。
利用付帯のクレジットカードの特徴
- 年会費が無料のクレジットカードが多い
自動付帯のクレジットカードの特徴
- 年会費が有料のクレジットカードが多い
- 自動付帯分と利用付帯分に分かれている事も多い。
- 年会費が有料の場合は、年会費無料のカードより手厚い補償内容
楽天プレミアムカードの場合
私が現在利用している楽天プレミアムカードの場合の海外旅行傷害保険はご覧の通り。
大半の補償内容が自動付帯となっております。利用付帯も合算するとより強力な補償内容となっております。
海外旅行傷害保険のここが重要
海外旅行傷害保険の場合、多くのクレジットカード会社は最高5000万円などと表記されていることが多いです。
しかし、実際に海外で保険を利用する場合に1番多く使うのが「傷害治療費用」「疾病治療費用」の2つです。
この2つが重要でここの補償金額を必ずチェックするべきでしょう。
どちらも200万円以上あれば安心です。
傷害治療費用とは?
不慮の事故や事件に巻き込まれて治療を受けた場合。
疾病治療費用とは?
急な発病などで病院に掛かり治療を受けた場合。
オススメの海外旅行傷害保険は?
空港の保険カウンターで加入する場合、旅行日数、渡航先にもよりますが、かなり高額になります。
これを無料のクレジットカードでカバーすることは簡単ですし、賢明です!
付帯サービスに「海外旅行傷害保険」がある年会費無料のクレジットカードを発行するのが、1番お得です。
まとめ
今回は、海外旅行傷害保険の利用付帯と自動付帯の違いやオススメの海外旅行傷害保険付帯カードをご紹介しました。
海外旅行に行かれる際は、お持ちのクレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険が自動付帯なのか、利用付帯なのか。必ずチェックするようにしましょう。
利用付帯のカードを複数お持ちの場合は、補償内容が良いカードで航空券等の旅費を決済すれば保険が適用されます。
- 年会費無料のカードは大半が利用付帯
- 年会費無料のカードで自動付帯はエポスカードがオススメ
- 年会費有料のカードは、ほとんどが自動付帯