2024年2月6日にJALカードが公式発表したカード券面の新デザイン。
発表から2週間後の2月20日発行分のカードから新デザインの券面になりました。
すでにJALカードをお持ちの方は、有効期限を迎えるタイミングで新デザインに切り替わるようですが、私の持っているJALカードの有効期限を見るとまだまだ先でしたので、新デザインに切り替えました。
JALカードを新デザインに切り替える方法
JALカードを新デザインに切り替える方法はなく、切り替えるには再発行が必要です。
公式ホームページでは以下のように案内されております。
【再発行手数料】
792円(税込)
(CLUB-Aゴールドカード、プラチナ、JALダイナースカードの場合は無料)
このように案内されてますが、ストライプの磁気不良やICチップの不具合等の場合は、無料で再発行可能です。私はJALカード CLUB-A GOLDを持ってるので、新デザインに切り替えるための再発行手数料は無料でした。
資料請求をして申請する方法か、JALカードコールセンターへ電話して手続きが可能です。
JALカード、JALカード CLUB-Aなど通常なら再発行手数料が必要な場合でも、磁気不良といえば無料で再発行出来てしまいます。それを逆手に取って新デザインに切り替えるために、磁気不良の方が多く現れたものと推測できます。
新しいJALカードが届くまでの日数
いち早く新デザインのJALカードが欲しかった私ですが、すっかり手続きを忘れてました。
3月1日(金)の昼過ぎにJALカードコールセンターへ電話をして、電話口で新デザインに切り替えたいので再発行をお願いしました。CLUB-Aゴールドカードを持ってるため再発行手数料は無料でしたので、特に手数料等の案内は有りませんでしたが、2024年4月以降に有効期限を迎えるカードから新しい券面に変わりますと案内されました。できれば旧券面のカードを長く使って欲しいような雰囲気を感じ取れました。
約10日後の3月10日(日)に新しいJALカードが到着しました。コールセンターの担当者さんも1週間から10日かかると仰ってたので、予定通りの日数で到着しました。
新しいJALカードの券面を紹介!
新しいJALカードの券面はとてもシンプルでスタイリッシュ。JGCロゴはど真ん中に配置されている気がするが、よく見ると少しだけ下側に位置している。JGCのロゴとJALの鶴丸ロゴが絶妙なバランスで共存するデザインとなっており、旧券面のデザインでは鶴丸ロゴは左上に小さく入っていただけだったので、鶴丸ロゴが好きなJGC会員からすると今回のデザイン変更は嬉しいのではないでしょうか?
カード券面の背景は、JGC未入会のJALカードを彷彿とさせる星マークを書くかのようなライン配置が施されており、シンプルになりすぎないデザインとなっているように感じ取れる。VISAブランドのJALカードは旧券面でもタッチ決済対応だったが、今回のカードリニューアル後は従来では非対応だったJCB、マスターカード、アメックスの国際ブランドでもタッチ決済に対応しました。タッチ決済に対応しているカードは共通して、券面右上にタッチ決済対応を表すマークが入ってる。また、券面右下のVISAのロゴも最新のホログラムロゴになっている。ちなみにタッチ&ゴーのICマークが消えているが、従来通りタッチ&ゴーで搭乗可能とのことです。
あえて言うなら、ゴールドカードとしての券面の色味が少し暗く感じるが、旧券面が山吹色に近い色味だったから相対的にそう感じるのかもしれない。
解約済みのカードもありますが、手元にあるゴールドカードを引っ張り出してみました。参考になるかわかりませんが、比較してみて欲しい。光の加減もあると思いますが、JALカードの新デザインは少し落ち着いた印象を感じ取れる。
見比べるとよく分かるのですが、新デザインは旧券面JALカードにJGCロゴを乗せてシンプルにした感じがある。なにより、ナンバーレス化に対応したのと、VISA以外の国際ブランドのJALカードでもタッチ決済に対応した点は、非常にありがたい。海外ではナンバーレスカードが日本よりも普及しており、当然のようにタッチ決済で支払う事が多い。
券面の色味にまで話が及んでしまいましたが、今度は券面裏側です。写真上が旧デザイン、写真下が新デザインとなっており、カード番号、有効期限、氏名、JMB会員番号などの情報は全て裏面に記載されるようになりました。裏面を見られないようにすればタッチ決済などでカードを出しても安心です。旧デザインから比べるとセキュリティ面は大幅に向上したと思います。残念ながら新デザインでも裏面を見られてしまうとセキュリティ番号まで見えてしまうので気をつけたいところ。
個人的な評価としては、JALカードのリニューアルは大成功だと思います。学生限定のJALカードナビはシルバー券面から青色を基調とした券面デザインになってたり、これから10年、20年と使いたくなるカードデザインだと思います。残念ながら、JALカード Suicaはタッチ決済に対応していないようですが、カードで搭乗できるタッチ&ゴーやSuicaとしての役割も果たしているので技術的な面でJCBのタッチ決済に対応させるのが難しかったのかもしれませんね。