思い返せば、本格的に新型コロナウイルスを騒ぎ出したのは2020年2月頃ですね。学校は休校になり、4月には緊急事態宣言が発令されました。
その頃の日本メディアの報道は覚えていますか?
何も考えずに生きている方は、もう忘れたんじゃないでしょうか?
- 日本は外国に比べてPCR検査数が少ない!
- 中国の新型コロナウイルスはこうだ!
- アメリカでは1日XX人死んでいる!
確かに検査数は少なかったかもしれませんが、人口も生活習慣も医療制度も全てが日本と異なる海外のコロナ対策をこれが世界の当たり前だと言わんばかりに報道し続けた日本のメディア。
事あるごとに海外のコロナ対策を紹介し、日本の対策は劣っていると言わんばかりに報道し続けていたのを見て本当に違和感を感じました。
さて、2023年2月の今はどうでしょうか?
日本は諸外国よりも数多くのPCR検査をして、どの国よりも多いワクチンの接種回数を誇り、世界一のマスク着用大国になりました。世界では新型コロナウイルスのPCR検査をどんどん廃止して、ワクチン接種をやめて、マスクを外し日常に戻ってます。
なぜ、日本のメディアは「海外のコロナ対策はこうだ!すでに撤廃している!」と声を大にして言わないのでしょうか?本当に不思議でなりません。3年前はあんなに不安を煽るような発言を繰り返していたメディアはひたすら海外の現状をひた隠しにするかのように日本国内のコロナ問題を取り上げます。
「卒業式マスク問題」も本来は職員室で先生同士で決めたら良いレベルの話。それを国会で時間を割いて大臣が答弁して、後に訂正して…本当にこの国は大丈夫なのでしょうか。
報道番組のスポーツコーナーで海外の様子が流れると、選手よりもマスクをしていない満員の観客に目が行ってしまい内容が入ってきません。これに関してはカタールで行われたワールドカップ中継を見ていて不思議に思った方も多いのでは無いでしょうか?
そもそも、日本政府は「マスク着用は義務では無く、あくまでも推奨」という立場を貫いております。
マスクをしていないだけで、逮捕されたり罰金が科された人を日本国内のメディアはこぞって取り上げましたが、日本国内ではマスクをしてなくても、逮捕されませんし、罰金も有りません。
一部の飲食店や施設は国の方針を上回るマスク着用規制を実施して、未着用なだけで入店を断り、退店を迫る対応をしています。国のルールではあくまで推奨ですので問題ないのです。その店舗のルールが過剰なだけで様々なところでトラブルがありネットでも話題になりましたよね。
- 某コーヒーチェーンのなんちゃらばっくす
- 某百貨店のなんちゃら。
- 愛知県の某高級スーパーのなんちゃら。
日本の場合はコロナ禍というより、今までの過剰なコロナ対策から脱却できないのが明白で、完全にコロナ対策禍ですよね。
私の意見ですが、マスクごときでコロナの感染が防げるのなら、ワクチンもテレビで偉そうに能書きを垂れてる専門家もいらない。マスクに効果が無いからコロナが収まらないのです。
日本のメディアにお願い
新型コロナウイルスの初期と同様に海外のコロナ対策をもっと報じて下さい。スウェーデンなど北欧の国々ではコロナ規制を完全撤廃しています。そんな情報流しても視聴率は取れない。だから、多少過激な内容で視聴率を意識し、不安を煽り視聴者を釘付けにする報道に偏るのです。
結婚した芸能人の話題よりも不倫した芸能人の方が話題になるのも同じです。土屋太鳳の結婚より、篠田麻里子の不倫疑惑の方が取り上げられる理由は、他人の幸せよりも他人の不幸の方が見ている視聴者は楽しいので、数字が取れるんです。
これが日本のメディアの報道を鵜呑みにしてはいけない理由です。報道されている内容を鵜呑みにするのではなく多角的視点から噛み砕く脳力、気になった報道は自分で調べる力を日本人は身につける必要があると思います。
コロナの話に戻りますが…
まぁ、多額の税金が投入され、コロナバブルの病院、医者が5類移行を反対するのは当然ですよね。
まとまりの無い文章になりましたが、先日ヨーロッパを周遊してきた私が感じたことなどをなぐり書きしました。
ほなまた。