先日、リニューアルされた関西国際空港第1ターミナルの国内線制限エリア内にある「ぼてぢゅう」に行ってきました。今回の記事では、プライオリティパスの使い方やぼてぢゅうのメニューなどを詳しくご紹介したいと思います。
チェックインを済ませ、保安検査を通過した国内線制限エリア内に「ぼてぢゅう」はあります。プライオリティパス公式HPには、「ぼてぢゅう1946」と「Japan Traveling Restaurant」のレストランが掲載されてます。実際に訪れると同じ場所にこの2つのレストランがありました。
Japan Traveling Restaurantの入口で、受付を済ませると店内に案内されました。結論から言いますと、入店すれば両方の店舗のメニューが注文できます。受付時には、搭乗券とプライオリティパスの提示が必要です。また、店内での飲食以外にテイクアウトも可能ですが、テイクアウトでプライオリティパスが利用できるかは不明ですので、店内飲食をオススメします。
入口で受付を済ませると、レシートとプライオリティパス利用者とわかる席札を渡されてテーブルへ案内してもらいました。指でレシートの一部が隠れてますが最下部が「0 guests」になってることを確認しましょう。仮に「1 guests」になってると同伴者1名を意味します。プライオリティパス保有者本人のみの利用なら「0」になっているのが正解です。
テーブルに案内されて気が付きましたが、店内では一般客とプライオリティパス利用客のテーブルを完全に区切ってます。注文した料理を一般席の誰かにシェアすることが出来ない構造です。写真に写ってるテーブルには1や2の札が立ってます。これは入店時に何人で入店したかをプライオリティパス登録した人数の札となります。
あと1の札が立っているテーブルに他の誰かが座ってるとプライオリティパスの不正利用を疑われますので、決してズルいことはしないように!
メニューもプライオリティパス利用者価格なのか、空港価格なのかわかりませんが、全体的に割高感があります。
注文できないメニューも有りましたが、これはプライオリティパス利用者だからなのか、材料が無いのかわかりません。
朝9時半の段階でお好み焼き系は売り切れと案内されてました。他にも海鮮丼が売り切れてたり、注文できるメニューが少なくてなかなか選びにくかったです。
お酒も色々種類があったのでアルコール類と枝豆や唐揚げなどのおつまみだけの注文も良いかもしれませんね。朝からお酒を飲む気になれず、アルコールメニューは流し見しましたが、ウイスキーは山崎なども取り揃えていました。
結局、私はコーラ、明石焼き、月見焼きそばを注文しました。これだけで金額が2,684円になりました。3,400円まで残り700円くらい注文可能ですが、この日は美味しい食べ物がいっぱいある札幌に向かうためこれ以上は注文しませんでした。仮にプライオリティパスで利用できる3,400円分を超えてもオーバーした分はレジで精算する事ができます。3,400円分の利用じゃなくて、3,400円分の割引と言うのが正解かもしれません。
料理の準備が出来上がると、呼び出しベルがなるのでカウンターまで取りに行くスタイルです。正直な感想ですが、いくら空港とは言え、明らかにプライオリティパス価格ですね。プライオリティパスを利用せずに入店してこの価格だったら何も注文しないで店を出て他の飲食店を探すと思います。
食事が終わったら、呼び出しベルを持ってレジで精算をします。3,400円以内に収まっていても退店時は、必ずレジで精算が必要ですので忘れないようにしてくださいね。
プライオリティパスで3,400円割引になったので、今回は支払金額が0円でした。無料で食事をすることができましたが、プライオリティパスを持つのは無料ではないので、たくさん使ってやっと元を取れるって感じですね。
出発便だけじゃなくて、到着便の搭乗券でも利用可能なので、旅行先から国内線で関西国際空港に帰って来た時とかにも便利に利用できます。関西国際空港第1ターミナルの国内線を離発着しているのは、JAL、ANA、Jetstarの3社。第2ターミナルを離発着しているLCCのPeachだとぼてぢゅうは利用できません。LCCのジェットスターでもぼてぢゅうが利用できるので、プライオリティパスを持っていて、LCCで移動したい方はPeach以外にもJetstarを選択肢の1つに入れてみても良いのでは無いでしょうか?
2023年5月現在、ジェットスターは関空から成田・那覇・新千歳の3路線しか運航していませんので、少し使い勝手が悪いかと思います。
プライオリティパスについて詳しく解説している記事はこちら。
タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港でオマーン航空のラウンジを利用したレビュー記事はこちら。
2025年1月から楽天プレミアムカードに付帯しているプライオリティパスの利用回数が無制限から5回までに変わります。プライオリティパス難民の避難先についての記事はこちら。