楽天改悪!プライオリティパス難民が持つべきカードが決定しました!

クレジットカード
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今回はプライオリティ・パスについての記事です。

年会費11,000円(税込)の楽天プレミアムカード。その付帯サービスとして、大人気だったプライオリティパスが2025年1月から年間の無料利用回数が5回までになり、6回目利用からは有料となることが決まっております。

11,000円(税込)のカード年会費で、最上級のプレステージプラン(1米ドル=150円換算で年会費は約70,000円)を無制限で利用できていた事自体が奇跡と言えば奇跡なのですが…

楽天プレミアムカード改悪

楽天プレミアムカードの売りの一つとして、プレステージプランのプライオリティパスが制限なしで利用できていた事ですよね。それが2025年1月から無料利用回数が年間5回に制限され、6回目からは都度利用料金が発生します。年会費約70,000円相当のプレステージプランのプライオリティパスを年会費11,000円の楽天プレミアムカードで発行できる時点で、プライオリティパスの年会費はペイできており十分お得なのですが、一気に5回までに制限されると改悪された感がすごいです。

  • スタンダートプラン 年会費99米ドル
    利用ごとに35米ドル。
  • スタンダードプラスプラン 年会費329米ドル
    10回まで無料利用可能で、11回目からは利用ごとに35米ドル。
  • プレステージプラン 年会費469米ドル
    無制限で利用可能。

年会費11,000円の楽天プレミアムカードでスタンダードプランのプライオリティパスを発行している時点で、年会費は回収出来ている計算になります。プライオリティパスの公式サイト経由でスタンダードプランのプライオリティパスを発行し5回利用した場合の金額は、年会費99米ドルと利用毎に発生する35米ドルが5回分の合計金額が274米ドルで約41,000円相当となります。つまり、楽天プレミアムカードの付帯サービスとしてプライオリティパスを無料で発行できて、5回まで無料利用しても、正規料金から考えれば約30,000円お得です。2025年1月からの改悪後も十分に楽天プレミアムカード年会費を上回るベネフィットを得ることができます。

年に5回以下のラウンジ利用なら改悪された後も楽天プレミアムカードを保有し続ける価値はまだあると思います。しかし、年間に6回以上ラウンジ利用をする方なら他のクレジットカード発行を検討してみても良いかもしれません。

そもそも、ラウンジ利用に価値ってあるの?と思われる方は、こちらの記事も御覧ください。

こちらの記事で紹介しているプライオリティパスのメリットを要約するとラウンジでの軽食、レストランでの無料飲食、長距離フライト前のシャワーを浴びれる点ですね。他にもプライオリティパスの有効活用方法はたくさんあります。

楽天プレミアムカードの代替案

楽天プレミアムカード改悪の発表があったタイミングで海外旅行好きの旅人界隈を賑わせたのが、住信SBIネット銀行が発行するプラチナデビッドカードの付帯ラウンジサービスがloungeKeyからプライオリティパスに変更になったということ。

仮に楽天プレミアムカードを上回る回数の利用ができるなら、同じ年会費の11,000円で発行できる住信SBIネット銀行プラチナデビッドカードを持つことも視野に入れた方も多いと思います。しかし、残念ながらプライオリティパスの無料利用は年間3回までの制限があると発表され落胆した方も多かったのではないでしょうか?

利用制限の無いプライオリティパスが付帯しているお得なクレジットカードで頭がひとつ飛び抜けていた楽天プレミアムカードを最もお得に利用できるのも2024年12月31日まで。2025年から年間5回までラウンジを無料利用できますが、6回目以降は追加料金が発生します。楽天プレミアムカード+プライオリティパス(プレステージ)と同じ年会費11,000円(税込)でプライオリティパスを維持するのならセゾンローズゴールド・アメックスかセゾンゴールド・アメックスがオススメ。

セゾンローズゴールド・アメックス

2024年5月からカード特典で利用回数制限の無いプレステージプランのプライオリティパスを年会費11,000円で発行することが可能となります。セゾンローズゴールド・アメックスカードの年会費は初年度無料で、翌年度からは11,000円(税込)です。しかし、1年間に1円以上の決済で翌年の年会費が無料となります。毎年、1円以上を決済すればカード年会費を永続的に無料で維持できます。また、年会費無料でセゾンローズゴールド・アメックスカードを維持していても、付帯サービスとしてプライオリティパスを発行できます。

つまり、楽天プレミアムカード+プライオリティパスと同じ年会費の11,000円(税込)で、セゾンローズゴールド・アメックスカード+プライオリティパスを維持できます。ポイント還元率は、楽天プレミアムカードよりも劣りますが、プライオリティパスヘビーユーザーなら必携すべきカードの1枚となります。

次の項目で紹介するセゾンゴールド・アメックス(年会費優遇型)とセゾンローズゴールド・アメックスのサービス内容は一緒です。一番違う点はカード券面の色です。セゾンゴールド・アメックス(年会費優遇型)のインビテーション(招待)が届くまで待てない方は、セゾンローズゴールド・アメックスを発行してもいいと思います。

セゾンゴールド・アメックス(年会費優遇型)

セゾンゴールド・アメックスカードの表券面

通常のセゾンアメックスゴールドカードの年会費は11,000円(初年度無料)となっており、2年目からは年会費11,000円が掛かりますが、会費優遇型でセゾンゴールド・アメックスを発行するとセゾンローズゴールド・アメックスと同じように1年間に1円以上の決済で翌年の年会費が無料となります。半永久的に年会費無料でセゾンゴールド・アメックスを維持できるので、年会費優遇型のインビテーションが届いてから申し込むのが一番お得です。

セゾンゴールド・アメックスでもプライオリティパスのプレステージプランが年会費11,000円で発行できます。以下の表のように、クレジットカードとプライオリティパスを維持すると通常申込なら22,000円掛かりますが、年会費優遇型で申し込むと11,000円に収まります。年会費を極力抑えたいプライオリティパスのヘビーユーザーは楽天プレミアムカードからセゾンゴールド・アメックスに乗り換えるタイミングですね。

年会費 プライオリティパス 合計
セゾンゴールド・アメックス(通常) 11,000円(税込) ※初年度無料 年会費11,000円 22,000円
セゾンゴールド・アメックス(年会費優遇型) 11,000円(税込) ※初年度無料
年間1円以上の決済で翌年年会費無料
年会費11,000円 11,000円

年会費優遇型セゾンゴールド・アメックスの発行方法はインビテーションを待つことです。これは他のクレジットカードでも同じで、カードを長く持っていたり、使い続けている方には、上位ランクのカードへの招待が届くことがあります。

セゾンゴールド・アメックス(年会費優遇型)のインビテーションを受け取る近道は、まず年会費1,100円の「セゾンパールアメックスカード」を持つことです。セゾンパールアメックスの年会費は1,100円(初年度無料)ですが、1年間に1円以上の利用で翌年年会費は無料になります。セゾンローズゴールド・アメックスやセゾンゴールド・アメックス(年会費優遇型)と同じく実質的に年会費無料で持つことが出来ます。

セゾンゴールド・アメックス(年会費優遇型)発行に関して、こちらの記事でより詳しく解説しております。

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楽天からセゾンへ乗り換える方が増える

楽天プレミアムカードをメインカードにしており、楽天が提供するサービスを使い倒す楽天経済圏の方は、このまま楽天プレミアムカードを維持しても良いかもしれません。しかし、プライオリティパスだけに焦点を当てて考えると、楽天プレミアムカードからセゾンゴールド・アメックスへ乗り換えるのが最適解だと私は考えます。

年会費 プライオリティパス 実質年会費
楽天プレミアムカード 11,000円 年会費無料
2025年1月から年間5回まで
11,000円
セゾンゴールド・アメックス(年会費優遇型) 11,000円(税込) ※初年度無料
年間1円以上の決済で翌年年会費無料
年会費11,000円
年間利用制限なし
11,000円
セゾンローズゴールド・アメックス 11,000円(税込) ※初年度無料
年間1円以上の決済で翌年年会費無料
年会費11,000円
年間利用制限なし
11,000円

楽天プレミアムカードからセゾンゴールド・アメックスやセゾンローズゴールド・アメックスに乗り換えるデメリットとして、国際ブランドが「American Express」になるためVisaやMasterCardに比べて利用できる加盟店が圧倒的に少ない点が挙げられます。アメックスが使える国や場所、お店が少ないためセゾンゴールド・アメックスカードを1枚だけでは不便なので、国際ブランドがVisaやMastarCardのカードも一緒に持ってると安心です。還元率も他のカードと比べると低いため、メインカードにするには少し心もとない印象を受けます。使える場所が少ない分、サブカードとして持っていてもサブカードの役割を果たすかは非常に微妙なところです。プライオリティパスを持つためのカードとして、セゾンゴールド・アメックスカードを持つのはとても経済的だと思いますので、総合的にはオススメできるカードです。

まとめ

今回は、経済的に利用制限のないプレステージプランのプライオリティパスを持つ方法を考察しました。プライオリティパスは海外の空港ラウンジで利用する印象が強いと思いますが、国内空港で国内線を利用する際にも使えます。

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このブログを書いてる人
たるもと

「ひとり旅」「グルメ」「野球」「だんじり」が好きな大阪出身のアラサーです。19歳のときに初めて海外をひとり旅してから、定期的に国内外問わずバックパッカーとして旅をするライフスタイルを実践。旅先の郷土料理や名産物など美味しいものを食べるのが大好き。野球も好きでファンのオリックス・バファローズを追っかけて地方遠征も。地元ではだんじり祭りにも参加する祭り好きです。旅人に役立つ豆知識からオススメのクレジットカード・プライオリティパスの情報まで、旅行スキルが向上する内容を更新しています。基本的にひとり行動が好きです。

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