WWE SuperShow SummerTour2024 大阪公演レポート

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WWEが日本に帰ってきた!
ファン歴20年にして初めて生でWWEを見ることができました!

行ってきた感想と注意点や今後の展望など思ったことを書いてみます♪

大阪公演の試合内容、試合結果を含みます。

WWE SuperShow Summer Tour 2024

今回の日本ツアーの概要としては、7月25日の大阪公演と翌26日、27日の東京公演の全3日間。忙しいWWEが3日間も日本でハウスショー公演を行うのは普通じゃ無理なスケジュールですし、出演スーパースターの顔ぶれを見ても実現したのが奇跡なレベルです。

木金土の3日間でSmackDown!の放送と重なりますが、先週に2本分収録しているため実現したと言っても過言では内ですね!

開場1時間前の16時30分に会場に到着。すでに多くのWWEファン(WWEユニバース)が居ました。
ワイアットシックスと中邑真輔にそっくりな人たちも会場前にいました。

グッズショップも長蛇の列で並ぶのは諦めました。

開場10分前の17時20分、かなり多くの方々が入場待ちをしてました。
定刻の17時30分にゲートオープンで会場内へ。

WWEサマーツアー2024大阪公演の結果!

開演の定刻は19時。
開場後から開演までは直近のRAWやSmackDown!のハイライト映像が流れてたり、SummerSlam2024のプロモーション、Netflixで配信されるダンプ松本の半生を描くドラマ「極悪女王」の宣伝が流れてました。ゆりやんレトリィバァ、剛力彩芽、唐田えりかが出演する模様。9月19日配信開始らしいです。

開演の15分前にByron SaxtonとAbema実況の清野茂樹さんが登場し、会場を温めました。

定刻19時に会場は暗転。
Now Then Foreverのムービーが流れ会場は歓声

ASUKAの登場でショーが始まる。
膝の手術の影響で試合ができない旨とファンに感謝の気持ちを伝える。日本人の中邑真輔、ダメージCTRLの応援をお願いして、イヨ・スカイの登場をコールする。

Match1:Women’s world Championship
Liv Morgan(C) defeated Iyo Sky w/ASUKA

どちらかといえばヒール対決で会場内も微妙な雰囲気だったと思う。日本人のイヨ・スカイに対しては声援が目立った。個人的感想ですが、やっぱりリヴは可愛かった。前回のRAWでリヴを泣かせたドミニクを許さない。

Match2:Intercontinental Championship
Sami Zayn(C) defeated Dominik Mysterio

ドミニクには大ブーイング。サミには大歓声。ドミニクはヒール(悪役)としてしっかり観客を煽っていた。ヒールにとってブーイングは最高の声援だと思うし、煽り方もとても上手だった。目の前で見たからそう思うのかもしれないが、TV Showでの試合よりも良い試合だった気がする。キャラが両極端な両者の対戦はとてもわかりやすくこれぞプロレスと言った試合だった。サミも試合終了後に観客にお辞儀をして日本人の心を掴んだ。

特にこの試合はプロレスに興味がない人でも楽しめるプロレスらしい安定した試合だった。

スクリーンに中邑真輔登場。
今夜のタイトル戦についての意気込みをコメント。日本でコディとAJには好き勝手させないと決意表明。

Match3:World Tag Team Championship
Fin Balor & JD Mcdonagh(C) defeated Kofi Kingston & Xavier Woods (New Day)

日本ではプリンス・デヴィットとして有名なフィン・ベイラーに注目が集まる試合となった。JDマクドナは少し技のミスが目立ってしまった。New Day Rocksのコールが楽しかった。ウッズもいい感じに観客を煽ってた。

Match4:8 womans Tag Team Match
Jade Cargill,Bianca Belair,Bayley and Meiko Satomura defeated Iyo Sky,Kairi Sane,Dakota Kai,Tiffany Stratton W/Asuka

ジェイド、ビアンカ、ベイリー、里村の順で入場、対戦相手としてDamage CTRLの4人が登場。カイリ・セインがマイクパフォーマンス。4対3になることに文句を言い、特別にこの人を呼んだと言いティファニーを招き入れる。来日組で残ってるのはティファニー・ストラットンだけだったのでこのマッチアップは容易に想像できたが、カイリに喋らせる場を設けたかったように思える。

8人がリングにいるが、それぞれしっかり見どころを作っていた。レフェリーの目を盗んでティファニーがブリーフケースでベイリーの背中を襲撃。前回のSmackDown!でベイリーがティファニーのブリーフケースを破壊したシーンがあったので続きを見れた気がして良かった。最後は里村明衣子がピンフォール勝ち。入場時からジェイドやビアンカ、ベイリーが尊敬の念を持って接していたことから里村に花を持たせる形になったと想像できる。フォールされたのはダコタ・カイでイヨ、カイリ、ティファニーに汚点を与えない配慮が見られた。

ダメージCTRLは地元の日本で勝てなかった。イヨ・スカイは2戦2敗。WWE内でもダメージCTRLの立ち位置がかなり下がってしまってる。中邑真輔と同じように今後のストーリーに絡む機会が少なくなりそうで怖い。アスカが帰ってきたタイミングで仲間割れするかベルトに絡むか…

Match5:World Heavyweight Championship.
Damian Priest(C) defeated Jay Uso

ジェイ・ウーソは登場から「Yeet!」でかなり盛り上がった。TV Showの中継で良く見る光景が大阪でも実現した。

試合開始後も「Yeet!」で観客を盛り上げる。レフェリーも「Yeet!」してた。最終的には、ダミアンとジェイが一緒に「Yeet!」していました。ハウスショーならではの光景。テレビでは絶対に見れないのでこれは非常に珍しい。

この時点で20時30分を過ぎ、開演から約90分が経過。
ショーの後半戦を前に休憩タイムが15分くらい取られた。この間に観客をステージまで招待して、インタビューが行われた。

Match6:Gunther defeated Rey Mysterio

大男のグンターと小柄なミステリオの1戦で後半がスタート。
現在のTV Showのストーリーから見てもグンターが勝つのは分かっていたが、WWE殿堂入りのレイ・ミステリオの華麗な技で会場は盛り上がった。「Let’s go Rey」コールが多かったが「619」コールの方が良いと感じた。

Match7:Tag Team Match
Solo Sikoa & Tama Tonga w/ Tonga Loa defeated LA Knight & Kevin Owens

日本でも活躍したタマ・トンガとトンガ・ロアが所属するブラッドラインはヒールの立ち位置ですが、凱旋試合ということもあり、歓声とブーイングが入り交じる。LAナイトとケビン・オーエンズもしっかりと試合の見せ場を作り、試合に介入したトンガ・ロアをケビン・オーエンズが追いかけてステージ裏へ。その間にソロ・シコアがLAナイトにサモアンスパイクで勝利を飾る。

定番の「We want Roman」のコールも湧き上がってた。

Match8 :Undisputed WWE Championship
Cody Rhodes(C) defeated AJ Styles,Shinsuke Nakamura

中邑真輔、AJの順番で入場し、コディが登場。中邑真輔の入場曲は全員で大合唱だった。最後はコディがAJをフォールして王座防衛。地元の中邑真輔がピンフォール負けするのを避けたのは日本のファンへの気遣いだと思う。

中邑真輔、AJスタイルズもかなりの人気だが、やはりコディ・ローデスの人気は凄かった。

試合後、ステージで深々と一礼し、帰っていく中邑真輔には拍手が送られ、リング上のコディも拍手で見送った。コディがマイクを持ちパフォーマンス。

  • アメリカン・ナイトメアは日本で生まれたもの。
  • 日本でPLEが見たいか?とファンを煽る。

コディのアメリカン・ナイトメアベルトをファンにプレゼント。選ばれたのはリングサイドの少年。リングサイドの観客からの写真撮影やサインに約30分対応してステージ裏へと去っていった。すでに多くのファンは会場から帰っていたが、まだ会場内に残っていたファンから終演後、拍手が沸き起こる。この時点で時間は22時20分くらいだった。

19時から22時過ぎまで、約3時間の公演となった。

WWE日本公演の注意点

開演前のアナウンスを要約しておきます。

  • 写真撮影はOK
  • 動画撮影や動画のライブ配信は禁止
  • 公演の様子がWWEオフィシャルコンテンツで使用される可能性がある
  • リングに向かって物を投げないでください。(紙テープ対策?)

一眼レフカメラは持ち込みが禁止のようですが、一眼レフカメラを持ち込んで撮影しているファンもいました。WWE側からのアナウンスは特になかったので、持ち込みの不可は不明。入場口スタッフの判断の可能性もあるし、なんとも言えない。実際にTwitterでは持ち込みを止められたと投稿している人もいたし、カメラを持って入場口から逆戻りする人もいたので、持ち込みを止められたのかもしれない。良い写真を撮りたい気持ちもわかるが、カメラじゃなく自分の目に焼き付けるのをオススメしたい。

大阪公演のエディオンアリーナでは飲食物の持ち込みはOKだった。東京公演は不明。

WWE日本公演の感想

WWEファン歴20年にして初めて生で見たが、やはりエンターテイメント性が抜群だった。総合格闘技などのリアルファイトと違い、WWEはリング内外を舞台にしたエンターテイメントショー。20年の間に多くのスーパースターが入れ替わったが、まだまだ現役のレイ・ミステリオを見れたのはとても感動した。

いずれの試合も勝てなかったが、海を超えたアメリカの地で堂々と活躍する日本人スーパースターが日本に帰ってきたのは日本人のWWEファンにとって感慨深いものがある。RAWやSmackDown!などのTVショーでは見れない姿が見れたのはとても良かった。TVショーでは極悪非道なソロ・シコアもかなり楽しんでいる様子だったし、ダミアン・プリーストはジェイ・ウーソと「Yeet!」をしてたのも面白かった。

PLE並に王座戦の数が多くて一見豪華に感じるが、夏の一大イベントでもあるサマースラムを前にベルトが動くのは想像できないし、タイトルマッチはすべて王者の防衛で幕を閉じるのは明らかだった。WWEの歴史上、ハウスショーで王座が移動した事は数度あるが、規則違反などやむを得ない理由で剥奪の意味を込めての王座移動がほとんどです。

これはRAWやSmackDown!のTVショーでも言えることですが、王座戦を組めば良いって訳では無いと思うし、8試合中5試合が王座戦だったので8試合中5試合は簡単に勝敗の予想がついた。来週のサマースラムでダミアン・プリーストのベルトに挑戦するグンターがレイ・ミステリオに負ける姿も想像できなかった。贅沢な悩みなのかもしれないが、勝敗を決める試合としてのワクワク感は無かった。プロレスはあくまでもショーなので、試合結果より試合の中身を重視するべきという点を理解した上での意見という事は伝えておきたい。

RAW,SmackDown!のトップクラスの豪華スーパースターがこんなに来日してくれたことに感謝してます!ストーリーが盛り上がりきらないまま迎える中途半端なPLEよりも豪華だったのではないでしょうか?

日本でPLEは実現するのか?

今回のWWE日本公演が成功したらコディが言ってたように日本でPLEが実現する可能性がある。「思ってる5倍声を出して」とイオ姉さんが言ってた意味がこれで分かった。大阪公演はめっちゃ盛り上げといたんで、東京公演も盛大にお願いします!海の向こうにいるHHHに聞こえるくらい声出してください!

約20年前にRAWとSmackDownのTVショーを開催している実績が日本にはある。PLEを日本で開催できるかできないかの問題ではなく、いつどこで開催するかの方が大きな問題だと思う。

早ければ来年、遅くても再来年の2026年には実現すると予想します。あとはAbemaが日本国内でどこまでWWEをプロモーションできるか。WWEの魅力を日本国内で更に広めるのはAbemaだけの仕事じゃなく、私達WWEユニバースの仕事でもある。

最後に一言

なんもいえねえ。やっぱりWWEって最高やわ。

このブログを書いてる人
たるもと

「ひとり旅」「グルメ」「野球」「だんじり」が好きな大阪出身のアラサーです。19歳のときに初めて海外をひとり旅してから、定期的に国内外問わずバックパッカーとして旅をするライフスタイルを実践。旅先の郷土料理や名産物など美味しいものを食べるのが大好き。野球も好きでファンのオリックス・バファローズを追っかけて地方遠征も。地元ではだんじり祭りにも参加する祭り好きです。旅人に役立つ豆知識からオススメのクレジットカード・プライオリティパスの情報まで、旅行スキルが向上する内容を更新しています。基本的にひとり行動が好きです。

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